昨日悲しみに泣いていた事が嘘のように

大好きな音楽や日々のことについて

僕等は、愛とゆうには大袈裟だけど同じ季節を過ごしてた

第3話「素直な涙」

 

 

「I''s」

 

本当に素晴らしい作品。

1997年~2000年までジャンプで連載されていた伝説的恋愛漫画の実写ですが、

わたしは世代ではないのとジャンプ漫画をほとんど読まないので知らなかったです。

 

恋愛という普遍的なもの。

ありきたりだけどありきたりじゃなくて、

妄想だけど妄想じゃない。

 

僕等は、愛とゆうには大袈裟だけど同じ季節を過ごしてた

 

このドラマのキャッチコピー。

だれしも同じ季節を過ごして、堪らなく好きだった人は特別で大切な思い出。

私はこんなきらきらした青春は送れなかったけど、

めちゃくちゃ共感したし、

主人公の瀬戸の気持ちにもヒロインの伊織ちゃんの気持ちにも感情移入して、

終始胸が締め付けられて堪らなかった。

ちょっと食欲失うくらいどきどきして、

ドラマの世界に入り込んでしまうシーンも多々ありました。。

 

伊織ちゃんの前ではかっこつけるけど

いつも一生懸命で伊織をピンチから救ってくれる瀬戸くん。

いつも大切に想ってくれる瀬戸くん。

これは女子から見ても最高にかっこいい。

こんな人に好きになってもらいたいって思う。

それ故、物語の中でも瀬戸くんはめちゃくちゃモテるのです。。

勉強になると思うので全男子に見てほしい。

ドラマで瀬戸一貴を演じた岡山天音の素朴な感じも堪らなく良くて

前から好きだったけど、もっと好きになってしまいました。

 

素直になれない瀬戸がいつも好きじゃない素振りをしてしまう「逆走」

これもすっごい分かる。

十代のうちにこの物語を知っていれば、何か変わったかな。

でも青春時代を過ぎた今見るから、

こんなに胸が締め付けられるのかも。

 

お給料入ったら

ブルーレイ買おうかな。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アナログフィッシュ20周年によせて

 

アナログフィッシュ20周年

おめでとうございます。

 

聖地巡礼ツアーには用事があり行けなかったのですが、、ほんと行きたかったです。

20年バンドを続けてくれて

ほんとうに私は嬉しいです。

 

アナログフィッシュとの出会いは

いつだったのか明確に覚えてないんですが、

最初に聞いた曲はPHASEだったので、

たぶん2011年頃だと思います。

ESSENTIAL SOUNDS ON THE WILD SIDE.-ANALOGFISH:THE BEST&HIBIYA YAON LIVE.-

このESSENTIAL SOUNDS ON THE WILD SIDEのDisc.2のライブ音源を当時聴きまくってました。

youtubeでライブ映像も見てました。

とにかくこの日の日比谷野外音楽堂のライブに私も参加したかった、という気持ちでした。

 

アナログフィッシュの音楽は

クールでスタイリッシュ。

でも聞いていくほどに胸が高まる。

自然と身体が熱くなっている。

絶対に拳を突き上げたくなる瞬間に出会う。

世界を変えてしまうような力。

涙がこぼれるような温かさ。

ロックという括りに捉われない

新しい音楽の可能性をいつも教えてくれるバンドです。

 

大学4年のとき、

「最近のぼくら」がリリースされました。

最近のぼくら

とにかくこのアルバムが私は好きです。

個人的にはアナログフィッシュの中でいちばん好きです。

わたしは社会にでてやっていけるだろうか?という漠然とした不安の中で過ごしており、また祖父が亡くなり大切な人を失った時期でもありました。

不安も、悲しみも、いつまで続くのか、やってくるか分からない。雨が5分後にあがるかもわからない。でも、この先に道は続いており、

どうなったって自分は生きていくのなら、生きていく限り、夢を持ち、強くあり、人に優しくなりたいと思いました。

 

夢を見るなら

強くならなくっちゃ

その角を曲がれば理由があり

あのドアを開ければ引き金がある

 

「最近のぼくら」のツアーに行った時、

その頃はもうライブに行っても最前列に行ってはしゃぐ事はしなくなってたのですが、その時たまたま最前列になり、There She Goesでめちゃめちゃテンションが上がり飛び跳ねてしまったのを覚えてます。

これがまさに、ライブのよろこび、音楽の素晴らしさを感じる瞬間でした。

どんなに落ち込んでいても、悲しいことがあっても、新しい世界が開けていきます。

次のPHASEへ連れていってくれます。

 

そんな瞬間をこれからも

アナログフィッシュが作ってくれたらな

と思います。

 

 

考える人になる

 

今日まで会社にインターンで5カ月くらい東北から遥々大阪にきていた大学生が故郷に帰って行った。

 

社会人のマナーが本当にわからないんですよね、どうしたらいいんですかね。

と真剣に悩む彼は、

普段はとても大人しくて

人見知りな子だけど、

素直で

たまに突拍子もない行動にでるような

興味のある事にちゃんと興味を示す

自分の意志を持った人でした。

そんな彼におすすめの本を聞かれたので

若林正恭

「社会人大学人見知り学部卒業見込」

の文庫本を餞別としてあげました。

 

社会人のマナーに対して真剣に悩んでいることが若林さんになんとなく似ていて。

それは変わりたいと思っている証拠であり、

自分の意志で前へ進める人の証拠だと思いました。

 

本にでてきた

ハガキ職人の彼のように

大阪に来ていた時間が"宝物"になっていたら

いいのになあと勝手ながら思います。

 

私の仕事の師匠でもある大大先輩が、

彼に最後にかけた言葉が

「考える人になってください」でした。

 

私の心にも

ひっそりとその言葉は響きました。

 

完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込 (角川文庫)

 

 

 

 

 

昨日悲しみに泣いていたことが嘘のように

 

気づけばこのブログを大学生の頃に開設したのが嘘のようです。

ここ数年で色々と環境が変わり、慌ただしく生きている中でライブにも行かなくなっていました。でも、慌ただしいなりにも結果的に良かったことが重なった日々でした。

お金よりも、大企業よりも、安定よりも、楽することよりも、自分で自分の仕事に誇りを持つために一からやり直すと決めて転職したこと。

もう会わないと思っていた人がいちばん大事な人だった事に気付いて柄にもなく自分から会いに行ったこと。

辛かったけど、それがあって今があります。

今は少しだけ、自分のこれから歩く道を、続く行く先を描いてワクワクしています。

 

そして、昨日久しぶりに

心に響く音楽に出会いました。

 

彼らのことは昔から知っていて、

たまに曲もストリーミングして聞いたりしてました。

歌詞のセンスが素晴らしいしメロディも良くて

きっと売れるんだろうなあってちょっと客観的に見てたけど、いつのまにか好きになってました。

ハンブレッダーズのメジャーデビューアルバム。

1曲目のユースレスマシンで、

15歳の時に一人で初めてライブに行ったあの時の感覚がびっくりするくらい蘇ってきました。

当時はとにかく孤独で何も楽しいことがなくて、ラジオから流れるロックだけが自分を前向きに変えてくれました。

昨日悲しくて泣いていたことが嘘のように、

ライブに行くと自然と笑ってました。

音楽が無かったら、

今頃どうなっていたのかなあって時々思います。

初めてライブに行った時のあの、

"心の奥がザラつくような一瞬を"

思い出させてくれてありがとう。

 

"ベスト盤には入ってないあの曲が好きなんだ"

 

ユースレスマシン/ハンブレッダーズ

 

ライブ行こう。

音楽には素直にいつも純粋でいたい!

そんな今日この頃です。

 

ユースレスマシン[初回特装盤]

 

 

 

コミュニケーション能力

わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か (講談社現代新書)

 

新しい環境に行った時、

新しい人と出会った時、

どんな風に距離を縮めたらいいか

昔からよく分からなかった。

 

 

一度会って打ち解けても

また会った時に

どんな風に声をかけていいか分からなくて

避けてしまう。

そんなことで、

何度も失敗してきた。

街中で知ってる人を見かけても、自分から声をかけられない。

自分でも何故こんな簡単なことができないのか、よくわからない。

ずっとそういう悩みがあります。

 

 

大人になると、なんとなく、

あ、こういう時話しかけた方が印象いいなって思って話しかけたりすることはある。

もちろんそれは、

仲良くなりたいから。

でも、どんな風に声をかけるのが自然か

すごく考えないと咄嗟に言葉がでない。

頭の回転が遅いんだと思う。

発する言葉にずっと自信がなくて、

だんだん声は小さくなっていって悪循環。

上手くいかなくて空回りする。

頭が悪いというのはまさにこういうことだと思う。

頭の良し悪しは、勉強が出来る出来ないじゃない。

わたしは頭が悪い人間だってつくづく思う。

 

 

コミュニケーション能力が低いのは

何が原因でしょうか。

 

 

平田オリザさんの本には、

コミュニケーション能力の低下が今になって顕在化しているという内容が書かれていました。

時代が変わって、どんどん社交性や社会性が求められるようになって、コミュニケーション能力が高い方が当たり前に必要になる。

就活は、面接という名のコミュニケーションをどう上手く取れるかなのかもしれない。

そういう能力が求められる時代。

 

 

でも、時代の影響もあるという考え方を書いてくれているだけで少し救われた気持ちになる。

 

 

コミュニケーションっていうのはきっと、

人それぞれ、やり方が違うんじゃないかって

そう思う。

コミュニケーション能力が高いとか低いとか、

その基準はどこにあるのかという話であって、

面接でペラペラと嘘を並べてごまかせる人が

コミュニケーション能力が高いっていうのは

どこかおかしいような気もします。

コミュ力高いって言われている人程、

その人の本当の姿っていうのが案外

分からなかったりする。

相手によって態度を変える人もいれば、相手の話は聞かず自分の話ばかりしている人だっている。

コミュニケーションっていうのは

表面的なことだけじゃない。

発せられる言葉だけじゃないし、

態度とか行動が示すものもコミュニケーションだから。

 

 

私は頭が悪くて、会話が下手だ。

でも、相手のことを理解しようとしている。

仲良くなりたくて、

話題を探したり、

勇気をだして挨拶したり、

自分のことを少し話してみたりしている。

当たり前のことかもしれないけど、

これが今の私のコミュニケーション。

それで良いのだと、今は思う。

 

相手に誤解を与えることはたくさんある。

でもきっと、誠意はどこかに見える。

そういう誠意を見つめられるような

人になりたい。

 

Sophisticated Love


Analogfish"Sophisticated Love" (Official Music Video)

 

 

大雨。

災害は一気に心を不安にさせる。

弱い心に追い打ちをかける。

たくさん寝て

家で掃除をして

今日はanalogfishを聴く。

 

新曲を聴く度に、好きになるバンド。

 

Sophisticated LoveのPVを見て、

学生時代に出会った

スケボーの上手いかっこいい男の子のことを

思い出した。

 

ふわふわしていて、

何を考えているのか分からないけど

優しくて思わせぶりで

人を惹きつける。

 

そういう男の子を純粋に好きになるような

女の子になりたかった。

どうにもなれないまま大人になってしまった。

 

いつかまた会えたら、

思わせぶりに

ほんとは好きだったと言いたいものです。

 

 

仕事

 

仕事や日々の暮らしに対して、

何を求めるのか。

 

幸せに生きたい。

ただそれだけなのに。

 

けして恥ずかしくなんかないことを

恥ずかしい事だと思いこんで

恥ずかしくないように

無理して立派な顔をして

生きている大人たち。

 

そんな人たちを毎日見ていると

頭がおかしくなる。

 

わたしたちは

無理するために生きているのだろうか。

家族を養うために

生活をするために

どうしてこんなに無理するのだろう。