考える人になる
今日まで会社にインターンで5カ月くらい東北から遥々大阪にきていた大学生が故郷に帰って行った。
社会人のマナーが本当にわからないんですよね、どうしたらいいんですかね。
と真剣に悩む彼は、
普段はとても大人しくて
人見知りな子だけど、
素直で
たまに突拍子もない行動にでるような
興味のある事にちゃんと興味を示す
自分の意志を持った人でした。
そんな彼におすすめの本を聞かれたので
若林正恭の
「社会人大学人見知り学部卒業見込」
の文庫本を餞別としてあげました。
社会人のマナーに対して真剣に悩んでいることが若林さんになんとなく似ていて。
それは変わりたいと思っている証拠であり、
自分の意志で前へ進める人の証拠だと思いました。
本にでてきた
ハガキ職人の彼のように
大阪に来ていた時間が"宝物"になっていたら
いいのになあと勝手ながら思います。
私の仕事の師匠でもある大大先輩が、
彼に最後にかけた言葉が
「考える人になってください」でした。
私の心にも
ひっそりとその言葉は響きました。