必要なものをくれる人と欲しいものをくれる人は違う
ちょっと前に見たドラマ「恋のツキ」
Netflixで一気に見て、
止まらなくなってしまったドラマです。
アラサーの主人公・和子が16歳年下の高校生を好きになり惹かれてしまうというストーリーですが、、
こんなことある訳ないでしょ〜と思いながらも、和子の悶々とした日常がある種リアルなので、もしも目の前に伊古くんが現れたら、、と妄想してしまうのはこれを見たアラサー女子全員に言えるといっても過言ではないのです。
自分の人生最大の恋のツキはいつ巡ってきたのか、もしくはいつ巡ってくるのか、そんな夢見がちなことを考えてしまうバカさを許してほしいです。
伊古くんがあまりにもまっすぐで、ちょっとまっすぐすぎて最後の方は怖いと感じる部分もあるけれども、ピュアに和子を想っているというところにやっぱり惹かれる理由も分かります。
最初に気になっていくきっかけは、趣味が同じで顔がタイプという、ありきたりなことですが、たぶんそのままどんどん好きになっていくのはそれだけが理由じゃなくて。
怖い人に絡まれたら守ってくれたり、年の差を気にせず素直に想いを伝えてくれたり、優しくて男らしいところが和子をときめかせるのです。
伊古くんを演じている神尾楓珠は全然タイプではないのですが、、なぜか心奪われてしまいます。彼氏役の渡辺大知の方が昔からファンなのに、、ドラマの世界に入り込むと危険ですね。。
外見はタイプなのにパッとしない人って、今までも何人か出会ってきたけど、おそらくそういう部分が足りなくて、私はときめかなかったのかもしれない。
前回の記事で書いたI''sの瀬戸くんもそうだけど、結局最後には男らしく自分の気持ちを相手に伝えているというところがやっぱりかっこいい。
外見がかっこいい人は、外見でモテていることに満足して中身が伴っていない人が多すぎる。これは偏見ですが。。
伊古くんのような外見も中身もかっこいい人がもっと世の中にいれば世の中の女子はもっと恋できるのに、、と思う所存です。
彼氏のふうくんは必要なものをくれるけど、伊古くんは欲しいものをくれる、という和子の心の声がドラマの中盤あたりででてきます。
各所にでてくる和子の心の声には、たしかに。わかるかも。の連続でした。
ドラマのテーマは、年の差とか禁断の恋とか、そういうのではない気がします。
一人の女性に「恋のツキ」が巡ってきて、その相手がたまたま男子高校生だったという事なのかなと勝手に思っています。
ドラマの作り方もこだわっている感じがものすごく伝わってきてすごく良かった。
際どいシーンも多いですが、映像も音楽もとても美しいドラマです。