昨日悲しみに泣いていた事が嘘のように

大好きな音楽や日々のことについて

誰かの安心のために生きてる

長嶋有のパラレルを読み終えた。
この本にでてくる人たちは
自分の気持ちが分からなくなってしまっている人たちばかりで
後になって、他人事のように自分の気持ちがわかり始めるような
そんな人たちばかりだったような気がする。



この小説のおかげで、
長らく考えていたことの結論がでそうな気がする。
結論がでるということは、後悔をするというということと前に進むことである。
これはとても大切なことな気がする。
この気持ちが変わってしまう前に
私は後悔をして前に進みたいと思った。




この小説の終わり方が
こんなにも爽やかな理由がわかる。
みんな、確かで不確かな結論をだして
泣けるほどの後悔をして
前に進んでいる気がした。



パラレル (文春文庫)